カタール航空の拠点であるハマド・インターナショナル空港
乗り継ぎで利用する方も多いと思います。
この黄色いテディベアが象徴的でもありますね。
乗り継ぎ時間が６時間以上ある方は、入国してトランジット観光をぜひ楽しんでみてください。
２０２２年にカタールＷ杯が開催されたので、地下鉄も整備され使いやすく、トイレなどもキレイでした。
私は今回、乗り継ぎが１８時間のあったので、トランジット観光を楽しむことができました。
この記事を読んで注意点などを参考にしてみてください。
ハマド国際空港
世界一の空港であるハマド国際空港は、乗り継ぎ利用客がかなり多く、空港内をモノレールが走るほどの広さがあります。
入国審査までに時間がかかるので、乗り継ぎ時間が短い時は要注意。
就航する便も多いため、かなり沖の方で降ろされ、建物内に着くまでバスに長い間乗りました。
（アテネ→ドーハ）
LCCなら分かるけど、カタール航空なのに！
とびっくり。
入国審査にも時間がかかります。
Al Maha Lounge
プライオリティパスで入れる主なラウンジがこちらで、シャワーや軽食が利用できます。
大きなクマのすぐそばのエスカレーターを上がったところにあります。
基本的に深夜はほぼ使用できません。
乗り継ぎ利用客がかなり多いため、入室制限をしており、基本的に深夜は、このラウンジは使用できないと思っておいた方が良さそうです。
ピーク時間：午後５時～７時、
午後１０時～午前２時、午前３時～７時
往路は夜中に着いたため入室できず、復路は朝７時に着いたので、人は多いもののゆっくり朝食を食べることができました。
sleep 'n fly
こちらもプライオリティパスでも使用できるようですが、深夜にアルマハラウンジが入室できないことを考えると、PPでの利用は期待できなそうです。
ただ、予約サイトからでも予約ができるので、値段は高いですが、どうしても休息したい方は、事前予約がおすすめです。
トランジットに便利なホテル
Premier Inn Doha Airport
こちらは３つ星ホテルで口コミも高評価なホテルです。
空港からも近く、２時間に１本程度で無料のシャトルバスが深夜にもあるので、トランジット利用にはとても便利です。
シャトルバスはホテルの予約が完了した時点で、時刻表を送ってくれます。時刻表は変更するので、予約時に問い合わせてみてください。
客室もキレイで、お値段も安いので、実際に利用してみて、おすすめできるホテルです。
ただ最寄りの地下鉄までは徒歩１０分ほどかかってしまうので、暑すぎる夏に徒歩は少しキツイです。
その他のホテル
ハマド国際空港は世界一の空港といわれるほど、施設も整っているので、数時間程度なら空港泊もできると思います。
ただトランジット利用の人も多くいる、かつホテルも安いので、時間があれば入国してゆっくり休むことをおすすめします。
ホテル選びのポイント
・深夜・早朝便の場合は無料シャトルバスが嬉しい
（デイタイムなら地下鉄で空港まで行けます。※曜日によって運行時間は異なる）
・夏は暑すぎるので、最寄りの地下鉄は近い方が良い
もしくはタクシー利用で◎
ドーハの物価は高くありませんが、観光客向けの豪華なホテルには、値段がかなり高めに設定されているような印象です。
カタール航空 市内観光ツアー
カタール航空が乗り継ぎ利用客向けに、空港発着のツアーを行っています。
乗り継ぎの時間に応じて、様々なプランがあり、オンラインから予約ができます。
QAR１＝約40円（2023年9月時点）なので、
市内観光は約4,000円で利用できます。
市内観光に関しては、こちらの記事が分かりやすいです。
https://solotraveler666.com/dohacitytour/
交通手段
地下鉄
ぜひ乗ってみたい！ファーストクラスの地下鉄
地下鉄でこんなに豪華な必要があるのかと思うくらいです。
たまに職員がチェックしにくるので気をつけてください。
記念に乗ってみてもいいかもしれませんね。
Uber
ドーハではUberがよく使われています。
地下鉄もわかりやすく簡単に利用できますが、やはり暑すぎるので、外を歩いている人はほとんどいません。
Uberを事前に登録しておきましょう。
夏の日中は、本当にムッとする暑さなので要注意です。
両替は不要！？
基本的にトランジット程度なら、現金は必要ありません。
地下鉄も、なんとスークワキーフでもクレジットカードが使えます！
少額だと使用できない場合もあり、またクレジットカードを使うと嫌そうな顔をされます。
ただ、かなりマイナーな通貨なので、両替はあまりおすすめしません。
両替するならRevolut
Revolutを使用して、現地のATMで手数料もかからず出金することができます。
ATMで現金を引き落とすには、デビットカード・銀行振り込みでの入金が必要です。
※両替時には問題ないので、出金前までに振り込んでおきましょう。
事前に両替をしなくても、出金できます。
私の使用例
事前に日本円からリヤルに両替
（週末は１％の手数料がかかるので要注意）
空港のATMで手数料もかからず現金を引き落とすことができました。
（端数は出金できないので、両替時に注意ですね！）
注意点
夏は気温差２０℃以上
夏のドーハの外気温は４０℃を超えます。日差しが強いというよりは、空気全体がモワッとするような暑さなので、日陰でも関係ありません。
反対に、建物内は２０℃以下に設定されていることもあり、地下鉄でも長くいると少し寒く感じるほどです。
☝こちらはバス停の待合室ですが、もう冷蔵庫！
すぐに出ました、、。
外気と室温の差が２０℃以上もあるので、出入りを繰り返していると、旅の疲れもあり、体調が悪くなるのを感じました。
・日中はずっと建物内で過ごす
・移動はすべてタクシーを利用する
・薄手の上着をもっておく
などの対策が必要かもしれません。体調管理にはお気を付けください。
服装
イスラム教なので、女性は肌を見せてはいけない宗教ですが、そこまで心配する必要はなさそうです。
実際に、ノースリーブの女性の観光客もいました。
ただある程度は露出を控えた方が良いかもしれません。
スークワキーフ
ドーハに来たら一度は行ってみたい、
「SOUQ WAQIF」
ここは空港からも近いので、トランジット観光ならここだけでも、中東の雰囲気を味わうことができます。
たくさんの路地にお店が詰まっているので、あてもなく歩いていると、迷子になってしまいます。
広い通りのお土産屋さんやレストランではクレジットカードも使えます！
狭い路地には、民族衣装や香辛料など現地のものもたくさん売られていますが、こちらはカードが使えるかは謎なので、ローカルなものが欲しい！という方は現金があった方が安心かもしれません。
ザ・パール
行き方
タクシーもたくさん走っていますが、地下鉄とバスでも行くことができます。
RED LINEの「LEGTAIFIYA」駅から、
ザ・パールまで無料バスが出ています。
「Ｍ１１０」、「Ｍ１０９」
バスはザ・パール内を回るので、Googleマップで位置を確認しながら降りたい場所で、降りるようにしましょう。
ドーハでのトランジットまとめ
中東の雰囲気を味わおう
世界一の空港と言われるだけあり、ハマド国際空港は広く充実していて退屈することはないかもしれませんが、特に中東感はありません。
ドーハは観光客向けには物価が高く設定されている印象ですが、そもそもの物価は安めです。
特にスークワキーフはかなり中東の雰囲気を味わえるので、アジア好きにはかなりおすすめです！
夏の暑さに要注意
夏のドーハは何とも言えない暑さがあります。
東南アジアのように湿度が高くじめっとしている訳ではなく、
ヨーロッパのように日差しが強くて、痛いという暑さでもありません。
日本に帰ってきた時もかなり暑いと感じましたが、暑さの感覚が違うというか、身体が慣れていないので、特に帰国時のトランジット観光では体調にお気を付けください。
